ふかふかダンジョン攻略記 9巻 マユリちゃんの口にちゅーをしたセイちゃん
セイちゃんは他人の思考や本音が
「聞こえる」ので
マユリちゃんがしたいと思った
ちゅーをしました。
一緒に船室にいたリリィちゃんは
気まずくなります。
『ナツメグの子供部屋』
エッチな漫画感想レビュー
第128回は
『ふかふかダンジョン攻略記』9巻です。
作者はKAKERUさま。
ネタバレを含みます。
ふかふかダンジョン攻略記のあらすじ
ある日トラックにはねられ
気付いたときには
異世界に
赤ん坊として生まれていたジャン。
22歳の知識を持ったまま
赤ん坊からやり直せる状態。
それがチートだと気付いたジャンは
最強の冒険者となり
「深き不可知の迷宮」を
踏破する事に決める。
ふかふかダンジョン攻略記 9巻 感想レビュー
家畜通りに入れられてしまったセスレさん
元連合軍通信兵曹長セスレさん。
オーク帝国の
「家畜通り」に入れられてしまいました。
妊娠する前に脱出しなければなりません。
そのためには仲間が必要です。
面倒そうに雑に訓示を垂れる
97班長が「仲間」なんじゃないかと
思ったセスレさんは
97班長に声を掛けます。
毎日の訓示が少々投げやり感じなのは
どうしてかなーという切り口で
探りを入れてくる馬鹿は
セスレさんで8人目でした。
「家畜通り」にいる時点で
ゴブリン、オークには
「反逆の意思を持つ敵」として
認識されています。
内心そう思っているだけなら
問題ではありますが一応処罰はありません。
ただし
- 実行する
- 実行を計画する
- そう疑われる言動
- 反逆の意思を表に出す
- ご主人様がたの逆鱗に触れる言動や態度
これらは完全にアウト
即殺処分対象です。
すべての班に反逆を持ち掛ければ
乗ってくるような馬鹿を集めて
事前に処分するための「工作員」が
複数混じっていると班長に言われてしまいます。
先手を打って釘を刺された事で
団結が困難になりました。
セスレさんとは別の女家畜が
不満を爆発させます。
制裁として3936番ちゃんに顔を蹴られた女家畜。
何とかして仲間を探そうとするセスレさんですが
セスレさんは女家畜達に
工作員だと疑われてしまい
目も合わせてもらえなくなりました。
セスレさんの間違いは
仲間を探そうとしている事ですね。
6巻でもクコロさん、メキシちゃんと
協力して逃げようとして失敗しています。
逃げるなら単独で逃げた方が良いです。
しかし「家畜通り」みたいな建物に
入れられてしまうと脱出は困難。
オーク帝国に着く前が
逃げるラストチャンスだったかも知れません。
マーフォークを発見したジャンくんのパーティ
下部ダンジョンを探索中の
ジャンくんのパーティとクロスくん。
鹿を食べている食人植物を発見して大はしゃぎ。
大した発見もないまま
そろそろ帰還開始時刻です。
湖の畔でご飯を食べたら
帰還開始のつもりでしたが
湖でマーメイドを
見付けてしまいます。
「マーメイド」は雌だけで
種族名は「マーフォーク」。
マーフォークは100年間
見つかってこなかった幻の種族で
見つからなかったのは
「意識的に人間から隠れていたから」。
もしくは目撃者をほぼ確実に消してきたからです。
マーフォークが結構な数がいるなら
海を渡れなくされる恐れと
水辺が利用できなくされる
可能性があります。
帰還してとにかくギルドに報告する事にした
ジャンくんのパーティとクロスくん。
マユリちゃんの口にちゅーをしたセイちゃん
暗黒大陸「深い不可知の迷宮」に向かう船で
酔っ払って
パーティメンバーのマユリちゃんに甘える
セイちゃん。
『ふかふかダンジョン攻略記』9巻の表紙が
「聖剣の勇者」セイちゃんです。
リヴァイアサンの襲撃で
真水がほとんどこぼれて
飲み水が葡萄酒しか
なくなってしまったので葡萄酒を飲んでいます。
沸騰させて酒精が飛んでいる
葡萄酒でも酔ってしまうセイちゃん。
マユリちゃんはセイちゃんの幼馴染で
昔はセイちゃんと結婚するって言っていました。
セイちゃんの一人称は
「ぼく」なので
セイちゃんを
男の子だと思っていたからです。
9歳のときのマユリちゃんの初恋が
セイちゃんです。
マユリちゃんがセイちゃんを女の子だと
気付いたのは12歳の頃。
絶対結婚するってアピールしまくっていた
マユリちゃんですが
思い切って抱き付いたらマユリちゃんより
おっぱいが大きかったセイちゃん。
セイちゃんは結婚を
「一緒に住む」くらいの意味だと思っていました。
「いいよー♡」と言って船室で
マユリちゃんの口にちゅーをしたセイちゃん。
セイちゃんは他人の思考や本音が
「聞こえる」ので
マユリちゃんがしたいと思った
ちゅーをしました。
一緒に船室にいたリリィちゃんは
気まずくなります。
マーフォークに協力を依頼したオークエンペラー
マーフォークを
発見した事を
ギルドマスターに報告した
ジャンくんのパーティとクロスくん。
マーフォークは
ジャンくんのパーティとクロスくんを
明確に嫌悪していたので
海上を封鎖される可能性があります。
マーフォークの大規模な集落が
存在するなら危険ですが
ギルドマスターは海は広すぎて
判断が出来ない曖昧な態度。
マーフォークの集落を訪れた
ハルピュイアのカスメちゃん。
オークエンペラーのテオからの伝言で
逆襲の時は近い
海の民にも協力を
依頼したい
交渉の席についてほしい
とマーフォークの
タイ王妃に伝えました。
「キ○ガイとは関わらないのが一番」
というのが
ずっと昔からの
マーフォークのスタンスです。
南の人間とは敵対も交易も
存在を知られることもしたくないタイ王妃。
関わらないためにも
諜報は大事なので
人間の船の底に張りついて
情報を得ているマーフォーク。
カスメちゃんは
ついでに人間の船を沈めてほしいと
頼みますが
断られてしまいました。
人間の船は脅威じゃなくても
海のモンスターは脅威だからです。
マーフォークにとって
本当に脅威なのは
「住んでいる領域が違う人間」ではなく
「同じ領域に住むモンスター」の方。
空と海から攻めたら
人間を潰せると言うカスメちゃんですが
タイ王妃は地上生活種の亜人に協力したら
人間に勝てるという確証が持てません。
最大の数と汎用性の高い肉体と
何があっても対応する知恵と
殺戮に特化した精神性を持った
会話不能の超巨大カルト集団。
そんな人間に
万一にでも存在がバレて
延々と対処と警戒を迫られ続けるのは
「負けない」だけで地獄の始まりです。
人間には関わりたくないタイ王妃に
協力を断られてしまったカスメちゃん。
亜人種も一枚岩ではありませんでした。
とりあえず亜人は空も海も陸も
メスはおっぱい丸出しです。
セイちゃんとティーチ教官の模擬線
「ふかふかダンジョン」に着いた
セイちゃんのパーティ。
「ふかふかダンジョン」は
「深い不可知の迷宮」の事です。
ふかふかおっぱいではありません。
セイちゃんのパーティに同行した
聖教会のアーク大司教と対面する
城壁都市アイギスのギルドマスター
ルドスさん。
「聖剣の勇者」セイと自己紹介するセイちゃん。
幼馴染で保護者の
「聖盾の騎士」マユリちゃん。
聖教会で紹介されて仲間になった
「聖杖の賢者」リリィちゃん。
そして
「ちゅうかんかんりしょく」で
苦労人のえらい人アーク大司教を
順番にルドスさんに紹介たセイちゃん。
4人合わせて「勇者御一行様」です。
セイちゃんの実力を見たいルドスさんは
セイちゃんに
ティーチ教官との模擬戦を
持ち掛けます。
観客が見守る中での模擬戦。
アロちゃんや
「剣姫」カタナちゃんも観ています。
セイちゃんの攻撃を受けきったティーチ教官に
驚くマユリちゃんとリリィちゃん。
速度は普通だが何をやってもギリギリ当たらず
すり抜けるように斬ってくる
カタナちゃんに対してセイちゃんは
異様な速度と力で初見殺しを仕掛けてくるタイプ。
セイちゃんの強さの本質は
パワーでもスピードでもありません。
相手の言動から
その本音を見抜いて無意識下で処理し
「心の声として聞いてしまう」ほどの
洞察力と推理力と分析力。
つまりセイちゃんは「頭脳派」です。
その天才的な頭脳でもって
確実に相手の動きを読んで裏をかく。
ティーチ教官に勝利したセイちゃん。
ティーチ教官を持ち上げて
観客にアピール。
全人類を相手に戦争をするボーゲンさん
「弓王」「剣姫」「盲導人」への
交渉をしに行く事になった
聖教会外交局局長ネゴ神父と
副局長シエ神父。
亜人との戦争に協力するよう要請する交渉です。
「弓王」ボーゲンさんには噂があります。
人口5万人の中小国家とはいえ
弓一つで冒険者から憲兵正規兵
近衛兵まで虐殺し
王と第一王子を殺害。
それだけのことを
やらかしておきながら
降伏した第二王子を即位させ
一切の非干渉を約束させた。
「たった一人で国家を屈服させた男」
「弓王」ボーゲン。
ボーゲンさんは亜人型モンスターを駆逐し
人類を守る聖戦に
どのような形であれ
協力して欲しい人材だと言うネゴ神父。
ボーゲンさんが入ったという
「盲導人」バトさんの家を訪ねる
ネゴ神父とシエ神父
そして4人の聖騎士。
バトさんはボーゲンさんのマッサージ中で
カカオちゃんとミルヒちゃんもいます。
マッサージが終わり
話し合いのテーブルに着いた
ボーゲンさんと
ボーゲンさんの隣に座ったバトさん。
対面にはネゴ神父。
ネゴ神父の後ろには
シエ神父と聖騎士4人。
聖教会の亜人型モンスターを駆逐する
聖戦に協力を要請するネゴ神父。
ボーゲンさんはあっさり断ります。
ボーゲンさんは
人に類するものは殺さない事にしていて
亜人は
見かけても撃ちません。
パーティメンバーにも
亜人は撃つなと厳命しています。
亜人型のモンスターを人に類するものと言うのは
異端審問にかけられる発言です。
ボーゲンさんが
そのように自身を定めているのは
12か13のころ
聖教会のお坊様にこう言われたからです。
お前の弓は魔性の技だ
人を撃つことは避けよ
理由は目の前の相手を殺せても
復讐に猛る者たちが延々と現れ続け
弓を極める前に死んでしまったり
弓を鍛える時間を失うからです。
ボーゲンさんはいたく納得し
それ以来
相手が敵対しない限りは
人は殺さぬと誓いを立てたのでした。
今や亜人たちと出会えば
挨拶を交わす仲です。
異端認定を免れぬことを
神父の前で堂々と言うボーゲンさん。
お坊様が
撃つことを避けよといった「人」に
亜人は含まれるので
聖教会の頼みは聞けんと断ります。
聖法を語って
聖法に従わなければ人間全体の裏切り者として
処罰されることになると
ボーゲンさんを脅すネゴ神父。
人間全体の武力を持って
ボーゲンさんを脅迫し
従わせようとしたネゴ神父を
敵対とみなしたボーゲンさん。
ネゴ神父の心臓を剣鉈で一突き。
神父の護衛の聖騎士の頭を冑ごと
かち割りました。
ボーゲンさんは
お坊様の言葉の
敵が延々と現れ続けるというのは
経験上正確ではないと知っています。
中小国を一人で屈服させたという噂は本当でした。
全人類とその裏切り者のボーゲンさんの
戦争だとネゴ神父が言ったので
何人死んだら終わるのか
試す事にしたボーゲンさん。
滅茶苦茶カッコ良いボーゲンさん
「弓王」ボーゲンさんが滅茶苦茶カッコ良い
『ふかふかダンジョン攻略記』9巻。
9巻はオーク帝国の「家畜通り」の中。
人間対亜人のマーフォークの立ち位置。
勇者パーティの紹介と色々ありましたが
やっぱりボーゲンさんに尽きます。
全人類が相手でも
脅しには屈しないボーゲンさん。
バトさんが惚れるのも納得です。
ボーゲンさんに真理を説いたのが
聖教会のお坊様というのも
皮肉が効いていて
良いです。
マーフォークのタイ王妃が
人間を会話不能の超巨大カルト集団と
表現していましたが
ネゴ神父を見ると大袈裟な表現ではありません。
人間がカルト集団な訳ではなく
聖教会がカルト集団なだけですが。
聖教会はボーゲンさんを脅したように
人間全体を暴力で脅して従わせているので
亜人からは人間全部が
キ○ガイに見えるのは仕方がないですね。
カカオちゃんとミルヒちゃんは
しばらく山で暮らすハメになりましたが
バトさんを焚きつけたので
自業自得です。
主人公パーティは冒険がしたいだけなので
人間(聖教会)と亜人の戦争が
ストーリーの主軸になって来ると
出番が減ります。
人間と亜人の間で
トラブルが起こるのは
大体
ジャンくんのパーティのせい
こちらの記事でふかふかダンジョン攻略記を紹介しました
ふかふかダンジョン攻略記 9巻 試し読み
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